目次
呪いとは
呪いとは、ファンタジー作品において、対象に不利益や害が持続的に及び、行動や状況に制約が生じる状態を指す概念である。
作品によって、明確な術として付与される場合もあれば、血筋や土地、誓いの破れと結びついた避けがたい宿命として扱われる場合もある。
呪いの描かれ方は、不幸の原因が「外的な力」なのか「人間の行いの結果」なのかを整理する手がかりになる。
作品ごとの違い
ウィッチャー
- 扱い
- 呪いは具体的な魔術現象として扱われ、事件や依頼の原因として機能する。
- 発動・運用
- 呪いの性質や条件を調べ、対処や解呪が物語上の課題として提示される。
- 制約・代償
- 呪いは単純な除去では済まず、当事者の選択や犠牲を伴うことが多い。
- 補足
- 呪いは怪異と人間の欲望が結びつく形で現れ、道徳的な問いを生む(作中ラベル例:呪い/呪縛など)。
- 。
ハリー・ポッター
- 扱い
- 呪いは明確な術として体系化され、危険性に応じて規制や禁忌の対象となる。
- 発動・運用
- 呪文として発動され、対象に即時的または持続的な影響を与える。
- 制約・代償
- 強力な呪いほど倫理的・法的な制約が強く、使用は重大な結果を招く。
- 補足
- 呪いは闇の魔術と結びつき、暴力の道具として社会的恐怖を形成する(作中ラベル例:呪い/闇の魔術/許されざる呪文など)。
氷と炎の歌(ゲーム・オブ・スローンズ)
- 扱い
- 呪いは迷信として退けられつつも、現実の因果や超自然の介入と結びついて語られる。
- 発動・運用
- 個人の言葉や儀式、古い力の影響として示され、結果が後から追いつく形で現れやすい。
- 制約・代償
- 真偽が曖昧なまま恐怖が広がり、報復や疑心暗鬼が状況を悪化させることがある。
- 補足
- 呪いは超自然そのものだけでなく、人々の信念が悲劇を加速させる装置にもなる(作中ラベル例:呪い/不吉/祟りなど)。
ナルニア国物語
- 扱い
- 呪いは物語上の試練として機能し、罪や恐れの結果として継続的な不利益をもたらす。
- 発動・運用
- 術として説明されるより、言葉や力の作用として与えられる形になりやすい。
- 制約・代償
- 解除には反省や選択などの条件が伴い、単純な力比べでは解決しにくい。
- 補足
- 呪いは外敵の攻撃であると同時に、人物の内面や関係を動かす装置として働く。
ベルガリアード物語
- 扱い
- 呪いは事件や対立の原因として機能し、旅や戦いの目的を作る。
- 発動・運用
- 特定の力や言葉によって与えられ、対象に継続的な影響として残る形になりやすい。
- 制約・代償
- 解除には条件や危険が伴い、判断の誤りが状況を悪化させることがある。
- 補足
- 呪いは展開を動かす装置として、脅威の具体化に使われやすい。